外貨預金とFX(外国為替証拠金取引)の手数料の違い FX(外国為替証拠金取引)初心者のオンライントレード入門。

外貨預金とFXの違い(1) 手数料

替手数料は、外貨を買う際や円に戻す際に、その外貨1単位に対して支払う手数料のことです。

FXで外国為替の取引をする際は、1回の取引ごとに手数料がかかります。FXの手数料は1ドルに対して片道3銭(1円=100銭)程度、1万ドルの取引で片道300円程度の手数料がかかります。銀行では両替1回につきいくらという手数料はとられません。銀行のほうが有利なのではないでしょうか?

もう少しよく考えてみましょう。銀行で両替する時の為替のレートを見てみると、

■ 円 ⇒ ドル 117円 / ドル ⇒ 円 115円

のように、外貨を「買うとき」と「円に戻すとき」のレートに差があります

当たり前のようになってしまっていて”手数料を払っている”という感覚がありませんが、実際は1ドルにつき片道1円の手数料を払っているのと同じなのです。1円くらいなら大したことないですが、1万ドル分の両替をするなら片道1万円のコストがかかります。そして円に戻すときにも1万円、合計2万円の見えないコストがかかっているのです。先ほどのFXの場合は手数料は1万ドルで片道300円だったはず・・・。

FXでも銀行と同じくレートの差があります。FXではその差をスプレッドと呼びますが、FXのスプレッドは通常は往復で6銭程度。銀行の2円(200銭)と比べて非常に小さくなります。「手数料+スプレッド」がFXの取引の際に実際にかかるコストなのですが、FXで1万ドルを往復取引(買って、円に戻して)した場合のコストは1200円(買い手数料300円+売り手数料300円+スプレッド6銭×10000ドル)。比較するとこんなに違います。

■ 1万ドルを外貨に替え、円に戻した場合 ■
外貨預金のコスト : 2万円(1ドルにつき片道1円)
 FXのコスト : 1200円(1ドルにつき片道0.06円)

FXの場合、外貨預金と比べて15分の1程度のコストで済みます。

参考:FX業者比較(主要通貨の手数料とスプレッドを比較できます)

手数料を金利で考える

外貨預金の場合、高金利が魅力となるのですが、1万ドル単位で運用する場合、片道手数料が1円だと、ドルを買った時点で1万円、円に戻す際にさらに1万円、合計2万円のコストがかかります。1ドル117円と仮定した場合、往復2円のコストだと、元本に対して1.7%のコストがかかることになります。外貨預金の金利が5%だと仮定しても、そのうちの1.7%がコストで出て行ってしまうことになります。

しかし、FXで同じ1万通貨を買った場合、往復のコストは1ドルに対して0.12円。1ドル117円に対して0.12円なら元本に対して0.1%のコストにしかなりません。同じ外貨を運用するなら、安いコストで運用したほうが得ですよね。

※例として銀行の平均的な数値と「外為どっとコム」の手数料・スプレッドとを比較をした場合の一例です。銀行やFX業者、商品内容により金利や手数料には多少の差があります。

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